「優良企業を探したい!」
「狙い目の隠れ優良企業はどこ?」
「地元に良い会社はないかな?」
そんな風に考える気持ちもよく分かります。
どうせ就職や転職するのであれば、将来性も高く、収入も安定した企業が良いと思うのは当然ですよね。
そこで今回は、
- 株価が高いことと優良企業の関係
- 隠れた注目企業の探し方
- エンジニアも知っておくべき企業の見方
などお伝えしていきます。
Contents
株価が高いと優良企業なのか?将来性は慎重に判断すべき
中期的、長期的な価値もチェック
株価が高い企業は優良企業かといえば、価格は時価で変動するので必ずしもそうとは限らないです。
勿論、高止まりしていて下がる様子がなければ優良企業の可能性はありますが、短期的な株価だけで判断することは不可能です。
やはり長期的に見て上がっているか、中期的にはどうか、短期的にも不安を覚えさせないかなどが重要です。
投資家の立場からは魅力的だが…
株価から分かるのは、企業に投資するだけの価値があるかどうかなので、投資家の間で魅力的なのは確かでしょう。
投資家の評価の高さが優良の定義だとしたら、価格が上がっている企業は優良ということになります。
しかし、あまり目新しい活躍をしていなくても評価が安定している企業はあるので、価格だけを見ても分からないのが現実です。
内部事情についてはもっと見えませんし、対外的な評価は良くても、社内の評価が社外の評価ほどじゃないこともよくあります。
結局のところ、経営状況に関して詳細に調べなければ、企業が優良かどうか判断するのは困難でしょう。
当然ながら、内外で評価が高いなら期待値も上がって、将来性もある企業として注目が集まります。
注目度の高さ故に株式市場での価格も高止まりしたり、それが優良企業の評価に結びつくこともあるでしょう。
エンジニアが注目する優良企業はどこ?ベンチャーよりも老舗や大手企業ばかり!?
エンジニアが注目する優良企業は、誰もが知っている大手と、老舗で安定している企業に分かれます。
人によっては、ベンチャーにも注目していますが、やはり大手に注目する人が大多数でしょう。
例えば、世界的な企業のAppleは、技術を活かせる環境が整っており、エンジニアなら誰もが一度は憧れを抱きます。
実力主義なので入社できれば将来は安泰ということはないですし、成果を出さないと肩書や収入は守られなくなります。
ただ、世界中の人々のインフラとして定着しており、今後もなくてはならない企業なので、そういう意味で優良企業だといえるでしょう。
エンターテイメント系なら、日本が誇る任天堂が注目を集めます。
純粋な技術ではなく、面白さに繋がる技術が求められるので、他の企業とは違った能力の発揮の仕方ができます。
大手で収入や待遇の良さでいうと、無難にNTT系が優良企業になるでしょう。
他にも日本国内の企業で待遇が良かったり、優良と言われている企業としては、ファナック、キヤノン、キーエンス、トヨタ、ロームなどが挙げられます。
しかし日本の企業だと国内業務に留まることも多いですから、もしもグローバルに活躍して実力を発揮したいのであれば、海外の企業の方がチャンスは多いでしょう。
アメリカだと、失敗を恐れずに挑戦できる環境があるので、資金の集めやすさも相まって、エンジニアがワクワクする将来性を感じさせる企業が少なくないです。
隠れた優良企業の探し方!注目ランキングや口コミ、財務諸表も参考に
隠れた優良企業の探し方には、世間の知名度は低いのに特定の業界では有名で、専門的に特定の商品を作り続けたりサービス提供をしている企業を絞り込む方法があります。
知っている人は知っている、そのような企業の中に隠れた優良企業は存在しているわけです。
株価だけ見て優良に思えても、それが優良の保証になるとは限らないので、もっと情報を集めて多角的に分析すべきです。
例えば、転職サイトなどの注目ランキングの中に知らない名前の企業を見つけたら、優良の可能性に期待が持てます。
絶対的な評価件数は少ないものの、口コミが全体的にポジティブで評価は高得点を連発、こういう企業も隠れていることがあります。
財務諸表は企業の優良度を測るのに有効で、自己資本比率が50%以上を超えていれば、体力は十分で将来的にも優良と判断できます。
他にも、経常利益や純利益が大きかったり、黒字続きで利益も着実に増えているなら優良です。
このように、財務諸表に目を通すことでより正確に企業の良し悪しを判断できますが、目を通さなければ優良企業かどうか分からないのも事実です。
探し方といっても、何か特別で楽な方法があるわけではないので、地道にリストアップしたり比較検討して相対的に評価するほかないでしょう。
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地元での優良企業の探し方!地域密着で安定した会社を見逃さない
地元での優良企業の探し方としては、存在自体が地域においてなくてはならず、将来的に確実に存続しているような企業を絞り込む方法が挙げられます。
逆に、地域に依存しすぎていて地元の景気に左右されやすく財務状況が良くない企業は、将来性どころか不安が上回るので、比較検討候補からは外しましょう。
所在地が地方にあっても全国的、あるいは世界的に仕事をしている企業は、優良な上に有望な可能性が高まります。
やはり、専門性が高く、代わりがいないような企業だと、必然的に優良企業になりやすいといえます。
案外、規模が小さく地域密着型の印象が強いほど、実は優良で安定した利益を誇っていることも多いです。
ただし求人の募集自体が限られやすい傾向なので、求人情報にアンテナを張ることは基本です。
一見すると何をしている企業なのか分からない、そういった企業も能ある鷹が爪を隠していたりします。
地元でそんなミステリアスだったり、あまり求人などで情報が出てこない企業を見つけたら、詳細について調べてみるのがおすすめです。
IT業界には隠れた優良企業が多い?中小企業は玉石混淆
IT業界には隠れた優良企業が多い、その見立ては決して間違いではないでしょう。
理由は業界における企業の数が膨大で、毎日のように新しい企業が次々と参入しているからです。
また、大手ばかりが目立ちやすく、中小規模の企業は埋もれやすいのも理由の1つです。
・中小IT企業はやめとけの理由が驚き!生き残りが厳しいブラックばかり!?
IT業界でも隠れ優良企業は専門性が高く、何かに特化している企業が多い傾向です。
規模は小さくても少数精鋭で成果を出していたり、必要とされていてなくてはならないような存在にこそ、優れた企業はあるものです。
IT企業はテレワークとの親和性も良好で、在宅勤務を実現しやすく、従業員にとって働きやすい環境が整えられる武器を持ちます。
つまり、コストを抑えつつ待遇の改善を図ることができますから、その分が従業員の給与などに反映されやすいことを意味します。
同じ業界でも、大手だと大胆な変化が難しかったり身動きが取りにくいので、優良企業に見えても実はそれなりということもあります。
優良株が隠れているとしたら、それは大手の陰に隠されているような、中小にこそ有力な企業は存在すると考えられます。
地味で印象が薄い企業の中にも、重要性が高くて圧倒的なシェアを持っていたり、安定した利益を出し続ける企業もあるので侮れないです。
▼後悔しないために知っておきたいこと▼ ▼ITエンジニアになりたいなら▼
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