これから転職・就職しようと思ったときに、絶対に避けなければならないのがブラック企業です。
私も何度か転職していますが、働く会社によって人生は大きく変わります。
偶然いい会社に入れたら問題ありませんが、ブラック企業に入ってしまったら最悪です。
その時ツライのはもちろんですし、辞めた後でも一生経歴に残ります。
「就職してみないと、その会社の実態はわからない」という意見もあります。
ですが、大切な選択を運任せにするわけにはいきません!
そこで、今回は、
- ブラック企業の特徴と例
- やばい会社の見分け方
- ブラックを見抜くための具体的な質問テクニック
などをお伝えします。
これから転職・就職を考えている方は是非チェックしてみてください。
Contents
ブラック企業とは簡単に定義すると?長時間労働で低賃金の上にパワハラがきつい
近年インターネット上でよく目にするキーワードがブラック企業です。一体それはどのような企業でしょうか。
まずブラック企業の定義ですが、さまざまな定義がなされています。
まず人を人とも思わないような企業はブラック企業と呼ばれています。
その大きな特徴はどのようなところにあるのでしょうか。
わかりやすく具体例で示しましょう。
まずブラック企業の定義ですが、典型的なのは残業時間がとても長いということがあります。
そして社員に対して過剰なノルマを与えることが多いです。
また残業代の支払いを極端に抑えるということがあります。
分かりやい例で示すと、例えば一ヶ月で100時間の残業をさせられたのに、時間外手当として支給されるのが、わずか20時間とかいうようなケースです。
既に今の世の中ではブラック企業は社会問題となっているほどです。
若者の使い捨てが自由になされるのがブラック企業の世界です。
勤務時間内にハラスメント行為が横行するのも大きな特徴となっています。
逆らえばすぐに会社を辞めさせられます。
コンプライアンス意識は極めて低く、そのような会社に長く勤めていることは自分のマイナスになります。
離職率がとても高いのも大きな特徴です。
ブラック企業に就職しても、時間外手当が支払われなかったり、あるいは職場で極端ないじめを受けたりして、すぐに会社を辞めることになります。
ブラック企業の例!自動車産業や印刷会社に多い?
例えば自動車産業や金融関係は、ブラック企業が多いと言われることがあります。
また、印刷関係の会社にもブラック企業が多いという噂がありますね。
そこでの大きい特徴は残業時間が極端に長いということです。
実例で示しますと、印刷会社関連ではこの傾向は顕著です。
毎日深夜まで残業をさせられます。
それを拒否すれば会社を辞めるしか道はありません。
家族を養っていると、どうしても無理な残業も、やらざるを得ないというような状況に追い込まれます。
さらに、ブラック企業の特徴は社員に対する福祉がとてもお粗末だということです。
自動車工場にしろ印刷会社にしろ案外多いのが手や指の負傷です。
そのような時に簡単に労災にしてくれないのもブラック企業の大きな見分け方に繋がります。
そのような会社の評判はインターネットを利用すればすぐにチェックできます。
就職先や転職先を決める前に、口コミサイト・比較サイトなどで十分な検討をすることが大切です。
その際に役立つのが体験記事です。できれば顔写真付きで体験記事が投稿されているものがいいでしょう。
人は誰しも自分の顔写真付きでは、虚偽の体験記事を掲載することは難しいからです。
ただし、写真自体がデタラメの可能性もあるので、どちらにせよ慎重に内容を吟味する必要はあるでしょう。
ブラック企業の見分け方!見抜くための質問テクニック
ブラック企業の見分け方を事前に知っておくことはとても大切です。
就職にしろ転職にしろ、仕事を決めてしまってからでは手遅れになります。
ブラック企業を見抜くためにはどのような質問が有効なのかを事前にしっかりとチェックしておきましょう。
具体的な答えを相手の会社に求めるような質問をするのが一つのテクニックです。
例えば時間外労働の1時間あたりの単価だとか、毎日の平均的な残業時間について事前に具体的に質問をしておきましょう。
その時にすぐに明確な返答をしてくれるような会社を選ばなければなりません。
会社に就職したいために、その点がおろそかになりますので注意が必要です。
(ただし、悪印象にならないように質問のタイミングや質問の仕方には気を付けてください。)
ブラック企業を見分けるために必要なのは事前のチェックです。
今はこれほどインターネットが発達していますからそれを利用しないという手はありません。
インターネットの口コミサイトなどを活用すれば、短時間で必要な情報を大量に収集することができます。
その時にブラック企業の評判などについてチェックしておけば間違いのないところです。
ホワイト企業の特徴!探し方は
就職や転職で職場を探す時に注意することはブラック企業を避けるということです。
ということは裏を返せばホワイト企業に就職するということになります。
ホワイト企業の特徴
ホワイト企業とは一体どのような企業なのでしょうか。
ホワイトという言葉には清潔で清楚な意味合いがありますが、職場で使われる時には、勤務時間中にいつでも自分の意見が自由に話せるような開放的な雰囲気を持っている職場のことを指します。
ホワイトな企業で働くということはとても幸せにつながります。
なぜならば勤務時間中に自分を理不尽に抑える必要がないので無駄なストレスが少ないからです。
ホワイト企業の大きな特徴として福利厚生が良いということがあります。
残業が少なく有給休暇なども比較的自由に取得できるため、幸せに働ける可能性が高いということになります。
ホワイト企業の探し方
前もって職場の雰囲気をつかめているのが一番良いことですが、それはなかなか難しいことです。
ここはやはりインターネットの情報が役に立ちます。
就職や転職を目指している会社の情報についてインターネット上でしっかりと調べておきましょう。
特に役立つのが、繰り返しになりますが口コミサイトです。
口コミサイトに掲載されているような体験談が最も役立ちます。
変な会社に入ってしまったら?第三者に相談するのがベストな対策
インターネット上で十分に事前にチェックをしていてもブラック企業に就職することもあります。
会社に就職して数日でそのことは理解できます。
もしも間違えて変な会社に入社してしまった時の対策について述べましょう。
大切なことは間違ってもその会社の人間に相談しないということに尽きます。
ここでは第三者の機関を利用しましょう。
ハローワークなどでは気軽にブラック企業に対する相談も受け付けてくれます。
そのような相談を受け付けてくれるのはハローワークだけではありません。
インターネット上にはさまざまなサイトがありますが、就職サイトや転職サイトでは、ブラック企業に入社した時の相談まで受け付けてくれるところもあります。
折しも日本はコロナで大変なことになっています。
できればインターネット上でこれらの相談をするのが得策です。
変な会社に入社した時には対処法を間違わないことがとても大切です。
一番多い失敗例は、就職したブラック企業の人間に相談を持ちかけるということです。
この場合には、問題を解決することは全くできません。
それどころかますますブラック企業で働くことに、はまってしまうということになります。
どこでも構いませんが、外部の第三者機関に相談するのが最も有効な解決策となります。
オススメなのは、やはり転職支援サービスのキャリアアドバイザーに話を聞いてもらうことでしょう。
変な会社に入ってしまった場合でも、転職先として優良企業の情報を教えてもらえると思いますよ。