この記事はこんな人にピッタリ!
  • システムエンジニアになったものの、自分の給料が低すぎる気がする人
  • 平均的にどれくらい貰えるのか知りたい人
  • システムエンジニアで年収をアップさせたい人

「毎日忙しいのに、一般のサラリーマンよりも安月給なのでは・・・?」
「他の職種や会社の方が給料が高いらしい・・・」
などと思っていませんか?

ときには技術をよく分かっていない顧客からの無茶振りに応えたり、月200時間のデスマーチに追われながらも、新しい技術も身に付けなくてはいけないシステムエンジニア。
だとしたら、それ相応の年収を貰えないと、やってられないと思いますよね。

「自分がどれ位貰える可能性があるのか?」「他の人はどれ位もらっているのか?」を知っておくことは、今後のキャリアを考える上で大切ですので、

  • システムエンジニアの平均的な給料
  • 年収をアップするための方法

などを見ていきましょう。

私も就職した頃は給料などあまり気にせず、会社に言われるがまま毎日23時位まで残業していました。
月に150時間以上残業という感じで・・・。

でも、別の会社に就職した友達に会ったときに、自分よりも年収が100万円以上高いことを知ってショックを受けたものです。しかも、残業時間は月20時間位だとか。

今思えば、自分のキャリアを見直す、いいキッカケでしたよ。。。

システムエンジニアの平均給料は年収433万円!でも、安い人が多いのも現実…

IT業界は長時間労働でブラックなイメージがあるので、自分の給料は割に合っていないのでは?と思っちゃいますよね。
そこで、まずは平均的な給料の相場を押さえておきましょう。

平均年収433万円でも満足度は低い!?

転職サイトの調査(https://doda.jp/guide/heikin/)を見てみると、技術系(IT/通信)の全体での平均年収は、463万円となっています。

そのなかでも、職種別に詳しく見ると、SE・プログラマの場合、

  • 平均年収は433万円 (男性443万円、女性394万円)
  • 生涯賃金は1億9170万円

ですね。

技術系(IT/通信)の全体の平均(463万円)に比べて、SEの平均(433万円)は若干低めといえるでしょう。
ただ、全職業での平均年収が418万円ということなので、世間的には決して低いものではありません。

とはいえ、これで満足できるのかというと、そうでもないですよね。
システムエンジニアは、誰でもできる仕事ではなく、専門的な技術職なのですから、もうちょっと欲しいと感じている人が多いように思います。

というのも、システムエンジニアは満足度が低いという話を聞いたことがあります。
システムエンジニアの場合は、他の業種よりも残業時間が長いことが多いので、年収ではなく、時給に換算すると意外に低かったりするものです。

SEの年齢別平均年収! 30歳で年収400万円は欲しいところ

当然ではありますが、収入は年齢によっても変わってきます。
若い頃はそこまで気にならないかもしれませんが、年齢を経るにつれ、その差は大きくなってきます。

年代別でSE・プログラマの年収を見てみると、

  • 20代:370万円
  • 30代:482万円
  • 40代:550万円
  • 50代:588万円

となっています。(https://doda.jp/guide/heikin/)

平均的な給料を考えてみると、30歳で年収400万円は欲しいと思っちゃいますよね。
ここから、健康保険や厚生年金、所得税、住民税などが引かれると、一般的に年収400万円のサラリーマンの場合、手取りは320万円程度が相場でしょう。

システムエンジニアの給料はピンキリ

ただ、上の例はあくまで「平均」であって、システムエンジニアの給料は本当にピンキリです。
1000万円以上の所得を得ている人もいる一方、年収200万円台、300万円台という、安い給料で働いている人も多くいます。

なかには「今の給料でも、まぁ満足かな」という人もいるでしょう。
しかし、もっと給料を上げたいのであれば、現状を変えるための行動を起こした方がいいですよ。
スキルアップのための勉強や転職など、何か行動しないと現状維持ではなかなか給料は上がりませんからね。

ピラミッドの底辺にいるエンジニアは給料が安いまま

給料が高い人と低い人に分かれてしまうのは何故でしょうか?
その大きな理由の1つは、どこの商流で働いているか、にあります。

IT業界は、ピラミッドのように、元請け、1次請け、2次請け、3次請け・・・という構造になっています。
商流の下方(下請け)で働いていると、上の会社にマージンをどんどん抜かれてしまいますので、当然給料が低くなります。

実際に、6次請け、7次請けなんて話もよく聞きます。そんな会社で働いていると、どれだけ頑張っても、給料はずっと低いままになってしまうんですよね。

これはもう、IT業界がそういう構造なので、どうしようもありません。
あなたの実力に関わらず、その商流(ピラミッドの底辺)で働いている限り、なかなか年収は上がりにくいものです。

年収が低い場合、
「30歳でこれでは、結婚もできない・・・」
「このままでは、子供の教育費が苦しい・・・」
などと不安になってしまうのも分かります。
実際、私も経済的な理由で結婚に消極的だった人間ですからね。

しかし、逆に元請けに近い、上の方の商流で働くことができれば、それだけでも給料がかなり高くなる可能性があるんですよね。
なので、もし給料に不満がある場合は、できるだけ上流で働くにはどうすればいいのかを考えて行動を起こすのが良いと思います。

システムエンジニアが年収をアップする3つの方法

では、年収の低いSEが現状を打破するにはどうすればいいのか、考えてみましょう。

1:今の会社でキャリアアップする

一番取り組みやすいのは、今の会社で管理職などを目指してキャリアアップすることです。

マネジメント側に回れば、会社によりますが、年収1000万円以上も可能でしょうから、マネジメントスキルを勉強しておくことも、将来役立つでしょう。

ただ、これは、今勤めている会社がSIerの上流である場合に限った話です。
既にお話ししたように、商流の下方に勤めている場合、どんなに頑張っても上限があります。

2:フリーランスになる

もし自分にスキルがあれば、フリーランスになる事も1つの選択肢です。

搾取されるマージンが少ない案件を受注できれば、十分に年収アップできる可能性がありますし、自由なスタイルで働けるのも魅力です。

ただし、フリーランスの場合、仕事の獲得が最大の問題ですね。
仕事の獲得方法は、エージェントに登録して仕事を紹介してもらうか、自分でクラウドソーシングで受注する方法などが考えられます。スキルとコネがあれば、知り合いの会社から仕事を貰うこともできるでしょう。

ただやはり基本的には、自分の責任で仕事を獲得して、こなしていく必要があり、それなりの覚悟が必要です。
個人事業主になる訳ですから、会社に雇われているのとはワケが違い、社会保険・税金・福利厚生などの点でデメリットもあります。

そもそも将来的に仕事を受注し続けられるか?という心配はずっと付きまといます。
これらのデメリットを許容できるようでしたら、フリーランスとしてチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

3:上流の会社に転職する

SIerの構造では、元請け、下請け、孫請け、、、、の順に仕事が委託されています。

そして、この流れが直接的に収入に影響を与えていますので、年収アップにフォーカスした場合、一番堅実なのは、転職することではないでしょうか。
100万円、200万円という単位で年収を上げたいのであれば、今の会社を辞めて、別の会社に移るのが手っ取り早いです。

うまく上流SIerに転職し、30歳で年収150万円以上アップしたという話も聞いたことがあります。
仮に、あなたの年収が100万円アップしたとしたらどうでしょうか?
安心して結婚したり、今よりも便利で広い家に引っ越ししたり、といったことも考えられると思います。

あなたが「今の会社の給料のままではキツイ・・・」と感じているのであれば、転職を考えてみるのもアリではないでしょうか。

転職するなら業界に詳しい専門家に相談しよう

現状を打破するには、転職するのは1つの選択肢ではありますが、焦って転職すると失敗します。
「思ったよりも年収が上がらなかった」というのは、よくあるケースです。

転職に失敗する理由の1つは、「相場が分からない・・・」ということです。
もちろん、業界の平均的な年収などは調べることができますが、「今の自分のスキルでどの程度の給料がもらえるのか?」を把握している人は少ないものですよね。

転職の際には希望年収を聞かれます。
私の知人の話ですが、ちょっと遠慮して低めに希望年収を伝えてしまったところ、そのまんまの額で採用されちゃったそうです。
でも、多くのエンジニアは、この手の交渉に苦手意識を持つものですよね。。。

このような失敗を防ぐためにも、あなたが転職を考えるのであれば、業界の事情に詳しい転職エージェントに一度相談してみることをオススメします。

転職といえばリクルートエージェントが鉄板です。
IT・Web業界であなたの価値を適正にアピールする方法をスタッフがアドバイスしてくれます。
そのため、年収アップの実績も豊富なのが特徴ですね。

転職で100万円~200万円程度の年収アップということも考えられます。
もし、それだけ給料が増えたのなら、

  • 家庭を持つ
  • 家を購入する
  • 子供を大学まで出してあげる
  • 老後に備える

など、選択肢が広がるはずです。

今すぐ転職するということでなくても問題なく登録することができます。
とりあえず選択肢として自分の可能性を知っておくだけでも、違ってくると思います。

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