この記事はこんな人にピッタリ!
  • 技術職についているけど、そろそろ転職したい!
  • 転職を考えているけど、年齢が気になる!
  • 転職のためには資格があったほうがいいのかな?

「今の会社の業績が低下してきた…、そろそろ転職した方が良いかな」
「今の会社では将来がヤバいかも…」
なんて、思っていませんか?

ですが、技術職の場合、転職が難しいことって、意外に多いんですよね。
(私も転職に半年以上かかって苦労した経験があります。。。)

そこで、この記事では、

  • 技術職の転職が難しい理由とは?
  • 転職する年齢の目安は?
  • 資格は必要?

などについて、技術職で転職した私の経験にも触れつつ、書いています。

また、最後に技術職への転職を成功させるコツについてもお伝えしていますので、是非ご参考ください。

技術職の転職が難しいと言われる理由は「潰しがきかない知識ばかり」が身に付いているから!?

「専門範囲があるのに、なかなか転職先が見つからない…」
なんてこともあると思います。

技術職は、職歴にかかわらず転職が難しいケースがあるんですよね。

普通に考えれば、専門知識を持っている人は何らかの形で採用されそうな気がしますよね。
でも、実際にはそれと逆の現象が起きている理由は一体なんでしょうか。

 

その理由の1つは、日本の企業の独特の考え方にあります。

日本の企業の場合は、外国の企業と違って、つぶしがきかないのがポイントになっているといわれています。
例えば、特定の企業に入ったとき、そこで様々な知識を入れることになりますよね。
ですが、必ずしもそれがほかの企業に役立つとは限らないわけです。

逆にアメリカなどの場合には、一つの会社で得た知識は、ほかの会社にそのまま応用しやすい傾向があります。なので、その知識をうまく役立てて収入をアップさせやすいんですよね。

ですが、日本の場合には、そのようなことはなく、その会社にしか通用しないようなやり方を教えられることが多いです。
なので、ほかの会社にそれを持っていこうと思っても無駄になってしまう…なんてケースもよくあるんですよね。

 

もちろん、全てが無駄になるわけではありません。
また、技術職といっても、ITエンジニア、開発職、設計職、生産技術、建設関連など色々ありますので、業種によっても事情は違ってくるでしょう。

ですが、転職の際にアピールできるスキルが少ないと、企業側としてはやはり採用しにくいと考えることも多いんですね。

私が転職した理由も、まさに…

私も何度か転職しているのですが、初めに転職した理由が、まさに「潰しがきかない人間になりたくないから」というものでした。

大学を出て最初に就職した会社は、いわゆる大企業だったのですが、その会社ではローカルルールばかりが身について・・・

その会社内では頼られる人間になれると思いましたが、あくまで"その会社内だけ"のことです。

年齢を重ねれば重ねるほど、その傾向が強くなってきますので、思い切って30歳のときに転職を決意しましたよ。

転職するなら潰しがきくスキルが身に着くかという観点も大切

技術職と一言で言っても、持っているスキルは人によって様々ですよね。
なかには転職しやすいスキルもありますし、逆に他では全然役に立たないスキルもあるわけです。

これから転職するのであれば、仮に会社がダメになっても食べていけるスキルが身に着くか、という観点も大切だと思いますよ。

私の経験では、大企業の方が業務内容が狭い範囲に特化する傾向があるので、つぶしが効かなくなり易いと思います。
一生その会社のお世話になるつもりなら、いいかもしれませんけど、先の事は分かりませんからね。

技術職の転職が可能な年齢は25~35歳が目安!?

技術職の転職が難しいことを前提に考えると、いったいどれぐらいまでに転職したらよいのかが気になりますよね。

基本的に一般的な市場としては35歳までに転職をしておけば問題ないと考える人も多いですが、技術職の場合それがそのまま通用するとは言い切れません。

なので、可能な限り早い年齢で転職をしておきたいところですね。
場合によっては、25歳くらいから転職活動を始めてもよいかもしれませんよ。

25歳といえば大卒の場合には新卒で3年目になりますので、一般的にその会社のルールを覚えたころです。
また、社会人としてのルールもおおよそ覚えたころですよね。
なので、転職しても非常識なことはありません。

しかも、それぐらいの年齢の場合には、考え方が凝り固まっておらず、40代や30代後半くらいの人の扱い方とはまた違った扱いができますので、採用する側も有利に考えています。

未経験分野(異業種)への転職は年齢が高いと難しい!?

未経験分野に関して転職する場合はどうでしょうか。

今まで身につけた技術の全てが無駄になるわけではないとしても、多くの部分が転職先で生かせないのであれば、未経験分野(異業種)にチャレンジしてみる、というのもアリだと思います。

それに、たいてい何年か務めていると、その業界の良いところばかりではなく、悪いところも目立ってくるはずです。

この場合には、今まで通りのものを行うよりも、全く違う業種に勤めて、新しく仕切り直した方がよいというケースも十分にありますよね。

特に20代の場合には、まだまだ将来がありますので、転職をするならばある程度違うジャンルのものを経験してみてもよいかもしれません。

以前であれば、一つのものを深く追求する方がよいと言われていましたが、時代によってそれも変わってきているように感じます。いろいろなものを経験した方が、人間的にも深みが出てくるはずですしね。

この場合には、やはり30歳ぐらいまでに転職を行っておいた方が有利になります。
逆に、30代も半ばになると、かなり慎重にならなければ取り返しがつかない事態になるかもしれませんね。

なので、20代であれば積極的に動いた方が良いのではないか、と思います。

ちなみに、私は31歳で異業種に転職しました。
以前の職場の知識を生かしつつも、メインの業務は異なる業種です。
これくらいの年齢であれば、まだまだ新しい環境に適応していけると思いますよ。

転職で資格にこだわるのは時間の無駄!?

資格がなくても転職をすることができるかが問題になりますが、この点は業種により違うところでしょう。
あるいは、会社によっても考え方が違いますので必ずしも資格が必要なわけではありません。
そのように考えれば、少しは安心するかもしれませんね。

たしかに、可能なかぎり資格を取得しておいた方が転職の幅が広がるのは間違いのないところです。

とはいえ、資格がないと就けない仕事を除いて、あまり資格にこだわり過ぎるとキケンだというのが個人的な意見です。

その理由は、

  • 資格取得までに時間がかかり過ぎる
  • 資格試験と実務には大きな差がある

ということです。

もちろん、資格の種類によって事情は大きく異なると思います。

でも、「資格を取ってから転職活動をしよう」と思っても、合格までに2年も3年も掛かってしまうと、年齢的にはかなり不利な状況に追い込まれます。

それに、資格の有無と、実務能力は別モノなんですよね。
(採用する側も、そのことはよく知っています。)

だったら、資格の勉強をしつつも、早めに転職して実務経験を積んだ方がいいのではないでしょうか?

資格によっても使えるものと使えないものがあります。
これは、その時代で大きく変わってきますので注意しなければなりません。

近年は、一昔前と違って資格を取得すれば何とかなる時代ではありません。
あくまで、転職する際の武器の一つとして持っておくレベルであり、資格を取得していても水戸黄門の印篭のような強い効力があるわけではないことを認識しておく必要があります。
一つの会社にいると、資格を取得しているともてはやされますのでそれで天狗のようになってしまうこともありますが、予想外に外の水はしょっぱいこともあります。。。

技術職の転職を成功させるコツ

技術職で転職をするのは多少ハードルが高いこともあります。
ですが、それでも転職は十分に可能です。

転職を成功させるには、マッチングをよく考えることです。

というのも、自分自身が持っている技術を欲しがっている人は少なからずいるものです。
このような所にうまく当たることができれば、自分自身の実績を買ってくれて、よい待遇を受けるかもしれません。

ではどのようなことを注意したらよいかといえば、まず職務経歴書にしっかりと実績を書いてアピールすることが必要になります。
今までどのようなことをやってきて、結果的にどのような経験を積んだのかは非常に重要です。

たとえ会社が違っても、この人はしっかりと職業を考えており、仕事に打ち込む姿はまじめに違いない、と判断されれば、技術的なものはまだ未熟であったとしても転職は可能になります。

とはいっても、、、
「自分にマッチした会社がどこか分からない…」
「職務経歴書での自己PRが上手く書けない…」
ということもありますよね。

そんな場合は、リクルートエージェントのようなサービスを頼ってみると良いと思いますよ。

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