この記事はこんな人にピッタリ!
  • 組み込みエンジニアになるか迷っている
  • 組み込みシステムの分野は今後伸びるのか、将来性が知りたい
  • 20年後、30年後の組み込みエンジニアの需要が知りたい

あなたがプログラミングや電子回路が好きなら、組み込みエンジニアはピッタリの職業です。

でも「組み込みエンジニアは景気に左右されやすい」なんて噂を聞いたことありませんか?

そんなことを聞くと、
今から組み込みエンジニアになったとして、
「10年後、20年後に需要があるのか?」
と、将来性に関して不安になってしまいますよね。

そこで、

  • 組み込みエンジニアの現状と今後の需要(将来性)
  • 組み込みエンジニアになるメリット・デメリット
  • 組み込みエンジニアになるには?

などをまとめて、紹介していきます!

組み込みエンジニアの将来性は?今後の需要は伸びるのか!?

組み込みエンジニアの将来性は明るい

将来性という点では、組み込みエンジニアの未来は非常に明るいといえます。
ただし、どれだけ明るいかは、今後開発される製品の数に大きく左右されます。

でも、組み込みシステムが無くなることはないのではないでしょうね。
組み込みを必要とする製品はこれからも作られ続けますし、高度なソフトウェアを必要とする製品も増えていくでしょうから。

AIとIoTの普及に伴い、需要はしばらく右肩上がり!?

組み込みを必要とするものの代表といえるのがAIとIoTですね。
今後はプログラミングが複雑化していくことは避けられない状況と予想されます。

そんな状況では、優秀な組み込みエンジニアが欠かせなくなってきます。
プロジェクトが立ち上がるたびに、多くの募集がかかることは想像に難くありません。

すなわち、今後の需要は、急激な変化はないにしろ、右肩上がりになっていく可能性が高いです。

組み込みエンジニアの現状!人材不足は本当!?

組み込みエンジニアの求人数は安定している!

組み込みエンジニアの求人数は昔から安定しています。
どれだけ技術が発達していろいろな製品を作られても、それを動かすためのソフトウェアは必要になるからです。
例えば、より良い半導体などが誕生したとしても、組み込むプログラムがなければ意味がありません。

そのため、ニーズに関しては基本的に途切れることはありません。
言い換えると、全体的に人材は不足気味であると表現できます。

人材不足の理由は難易度が高いから!

オープン系のソフトウェアと違って、組み込みエンジニアの仕事は、職人にしか行えないような専門的な分野になっていることもあります。
高級言語ではなくアセンブラのようなコンピューター言語に近い世界で仕事をすることが頻繁にあります。

そのため、必然的に難易度が上がって、経験が求められる業務が多くなるので、なかなか新人が育たないという実情があるのです。
したがって、熟練のスキルを持った組み込みエンジニアは、どこに行っても非常に重宝される人材となっています。
組み込みエンジニアが不足していない企業においても、邪険に扱われることは少ないでしょう。

やっぱり組み込みエンジニアは専門職のイメージが強いですね

最近では改良によって敷居が下がっている傾向もあるけど、依然として専門的なスキルが求められているね!

将来性を考えるならスキルを磨き続けることは必要!

以上お話ししましたように、どこの業界でもハイテク化が進んでいくので、組み込みエンジニア自体が不要になることは無い、と言えるでしょう。

ただ、組み込みエンジニアの需要が高いとは言っても、技術の進歩と共に求められる能力も高くなっていくかもしれませんね。
そうなると、能力が不十分なエンジニアは生き残っていくことが難しくなる可能性は考えられます
なので、求められたときに期待に応えられるよう、今のうちからスキルをしっかり磨いておくことが非常に大切です。
そうすれば、将来性や需要に関してあまり心配する必要はないでしょう。

例えば、新しいプログラミング言語の勉強をしてみるのもいいかもしれませんね。
また、プログラミングだけでなく、英語のスキルを磨くことも役に立つと思います。やはり英語ができると、いろんな場面で重宝しますので活躍の場が広がるはずです。

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通常

組み込みエンジニアになる2つのメリット

組み込みエンジニアになることのメリットには、以下の2点が考えられます。

  • ハードとソフトの両方に精通できる
  • 企業の中で貴重な人材になれる

ハードとソフトの両方に精通できる

ハードとソフトの両方に十分に精通している情報処理技術者は、そう多くありません。
そもそもハードを動かすソフトを担当しない技術者は、そのための知識を習得する機会がほとんどないのです。
自社の開発しているハードを実際には見たことがないというソフトウェア技術者も珍しくはありません。

その点、組み込みエンジニアであれば、ソフトとハードの両方に精通することで、価値の高い道を歩み続けられる可能性があります。

企業の中で貴重な人材になれる

ソフト開発だけを専門にしている場合、スキルが高ければいろいろな企業に移りやいというメリットがあります。

しかし、一つの企業で安定して働き続けたいのであれば、その企業のコアとなるハードに精通しているのが望ましいです。
そのような組み込みエンジニアを中核として大切にし、ソフト関係のみの技術者はその都度確保するというスタイルの企業もあります。

実体のあるハードこそが企業を象徴する製品になりやすく、それに欠かせない組み込みエンジニアであることは重要なメリットです。

企業によってはハードに関わるエンジニアは大切にされやすいんですね!

組み込みエンジニアになる2つのデメリット

以上お話ししました通り、組み込みエンジニアは価値が高い人材であり、需要も大きいです。
そう聞くと、組み込みエンジニアに魅力を感じる人が多いでしょう。
しかし、一方でデメリットが存在しているのを知っておくことも大事です。

そのデメリットとは、

  • ハードウェアの勉強が必要になる
  • キャリアチェンジが難しい側面も

ということです。

ハードウェアの勉強も必要になる

組み込みエンジニアは、もはやハードウェア技術者といっても過言ではない立ち場で仕事をすることもあります。
つまり担当するハードの特性を熟知することから始め、それが完了したうえでソフトウェアを組み込んでいかなければなりません。

端的にいうと、覚える事・身につけるべきスキルが多いといえるでしょう。
また、ソフトウェアの仕事が好きな人にとっては、ハードウェアの勉強をすることに不満を覚える可能性もありますね。

キャリアチェンジが難しい側面も

組み込みエンジニアになったら、多くの場合は特定のハードに関する仕事を担当し続けることになるでしょう。

その担当から外れて他の担当になった場合、最初から勉強し直す必要に迫られることが少なくありません。
例えば、オープン系のソフトウェアを開発をしたいと感じても、それまでの担当分野から流用できる技術が少ないケースも見受けられます。

すなわち他分野へのキャリアチェンジが難しいことがデメリットといえます。

組み込みエンジニア自体の需要は無くならなくても、担当した製品の需要が低くなると厳しいのかな?

どんな技術でも陳腐化する可能性はあるからね。常に新しい技術に追いつくことも大切だよ!

今後は「時代に対応する能力」が求められる

組み込みエンジニアに求められる能力は、時代の流れととも変わってきます。
たとえばAIやIoTに関する製品を開発するのであれば、どちらも単純にプログラミングができるだけでは足りません。
VRの機能を搭載した製品に関しても同様です。新しい分野の製品の開発に携わるのであれば、そのための専門知識が必要となります。

したがって、多様な知識を持っていることは重要です。
しかし、必ずしも最初から専門知識を十分に持っている必要はありません。

それよりも、どういった知識が必要になるのかを把握する力が求められます。
そして、それを効率よく吸収していく能力があることも大事です。

VRの例でいえば、3次元グラフィックの表示や反力の提示手法などを知る必要があるでしょう。
上から指示が出るのを待っていては、商業レベルの製品を世に出せるのはずいぶん後になってしまいます。

日頃からアンテナを広げることも大切なんですね!

新しい開発の話を聞いたら、自分から勉強を始めるくらいの意欲があるといいね!

【まとめ】組み込みエンジニアは景気次第!?だからこそ企業選びは慎重に

  • 組み込みエンジニア自体の需要は今後も高い
  • ハードに精通することで、その企業にとって重要な人材になれる
  • 常に新しい技術を吸収する意欲は必要

今後も組み込みシステムが無くなることは、まずないでしょう。

ただし、技術革新が早い時代ですから、今後は製品ごとの盛衰が激しいことが予想されます。
また、開発の仕事であるため、景気に左右されやすいのは事実ですね。

そこで、将来性を考える上では、どの分野(技術・ハード)を選ぶかが重要になってきます。
例えば、自動車関連なのか、半導体関連なのか、ロボット家電なのか・・・分野によって景気は全然違ってくるでしょう。
また、扱う分野によってもキャリアチェンジのしやすさも変わりますよね。

なので、どの企業のどの分野(技術・ハード)に取り組むのかという見方も大切にしてくださいね。

 

傾向としてはIoT関連はしばらく伸びると考えられます。
ただ、どこの企業がおすすめなのかといった点までは、なかなか情報を集めるのが難しいかもしれませんね。
そういった場合は、就職サイトや転職エージェントを上手く活用すると良いですよ。
自分だけでは集められないような情報を教えてくれることもあります。

組み込みエンジニアであれば、転職支援サービス「リクルートエージェント」がおすすめです。
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あなたの適性や希望に合わせて、個別にアドバイスをしてもらえますので、今まで気が付かなかったスキルや年収アップの可能性に気が付くこともあります。

  • 「今の職場のストレスから解放されて楽になりたい」
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◆参考◆組み込み系の転職で企業選びに失敗したくない方はこちら

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