この記事はこんな人にピッタリ!
  • インフラエンジニアに興味があるけど何を勉強したらいい?
  • インフラエンジニアになるために資格を取っておきたい
  • ステップアップのために資格に挑戦したい

「インフラエンジニアになりたい!」
「インフラエンジニアとして、スキルアップしたい!」
そう考えているのであれば、資格の勉強をしてみるのは良い選択だと思います。

確かに、資格よりも実務能力が重視される風潮もあります。
ですが、エンジニアの転職・就職の場合、保有資格も結構考慮されるのですよね。

きちんと技術や知識を示せる資格を持っていれば、転職・就職では有利になります。
また、転職するつもりがなくても、資格の勉強を通してスキルを伸ばすことにもつながります。
なので、やっぱり資格の勉強は有意義だといえるでしょう。

インフラエンジニアに重要なスキルはいくつかあり、有効な資格も複数あります。
そのため、闇雲に試験勉強を始めてしまうのではなく、どの試験を受けるのが良いのか考えるのが第一歩です。

そこで今回は、

  • インフラエンジニアの資格一覧
  • 各資格の難易度は?
  • おすすめの資格はどれ?

などご紹介していきます。

インフラエンジニアにおすすめの資格といえばLPIC!難易度はレベル1なら低め!?

インフラエンジニアの仕事では、リナックスを扱う場合があります。

リナックス技術者としての能力を証明する資格がLinux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)で、頭文字を取ってLPICと呼ばれます。

この資格試験は、本部がカナダにあるLinux技術者認定機関により世界各地で実施されています。
LPICは難易度ごとにレベル1~3の3段階に分かれていて、Lv2とLV3は下位の試験に合格をしないと受験ができません。

レベル1は入門者向けで、レベル2は実務経験者向けです。
Lv1ではコマンド入力や基本操作ができることが求められます。
Lv2に合格するためには、Linuxサーバーの設計・構築ができる技術が必要です。
レベル3はセキュリティやクラウドの設計・構築、他のOSと混在する環境でのシステム運用技術が求められます。

Lv1とLv2は独学でも合格できるかもって聞いたけど、Lv3は難しそうですね。

はい。Lv3の難易度は非常に高いので、専門の講師から指導を受けるなどの対策を考えた方がいいですね。

データベースの運用にはぜひ取得しておきたいOracle Master(オラクルマスター)

Oracle Masterとは日本オラクル社のOracle Databaseシリーズを扱う技術者の認定試です。
この認定試験で問われるのは、データベースの管理や運用の知識、SQLの知識などです。

この資格は難易度が低い順に、

  • Bronze(ブロンズ)
  • Silver(シルバー)
  • Gold(ゴールド)
  • Platinum(プラチナ)

の4段階のグレードに分かれています。

一番簡単なブロンズは、データベース管理の経験がある方であれば1ヶ月程度の勉強で合格ができるでしょう。
段階ごとに難易度が高くなりますが、一番難しいプラチナだと100時間以上の勉強が必要です。

ゴールド以降に合格するためには高い技術と知識が求められるので、独学で合格するのはかなり困難とされています。
上位の試験に合格するためには、試験対策のための講習を受けることも検討した方が良いですね。
IT関連の専門学校ではOracle Master合格を目指すコースが設置されているので、学校を利用して試験対策をすると良いでしょう。

未経験からインフラエンジニアを目指すのであれば、まずはブロンズかシルバーを取っておくといいと思いますよ!

未経験ならIT業界の登竜門「基本情報処理技術者試験」にも挑戦するのもアリ

基本情報処理技術者試験とは独立行政法人情報処理推進機構が実施する認定試験で、IT関係の仕事に就くための登竜門です。

試験ではIT技術者に求められる基本的な知識が問われますが、平均合格率は約2割程度と比較的難易度が高い部類に入ります。

試験は全問マーク式で、午前と午後の2部に分かれて実施されます。
午前の部は基本的な内容なので容易に合格できます。
午後の部は長文に対して複数の選択肢を選ぶ必要があるので、かなり難しいです。

情報系の大学や専門学校を卒業した方であれば、独学でも合格が可能です。
情報系以外の理系学部出身者でもコンピュータの知識やプログラミングの経験があれば独学で合格することが可能ですが、専門学校や通信教育などを利用して勉強をする必要があります。

情報系の学部出身者は有利だけど、学校では学ばない知識も出題されるので受験対策は必要ですね。

情報系以外の出身者であれば、入門者向けの「ITパスポート」試験に合格した後で、情報処理技術者試験にチャレンジすると良いかもしれませんね。

エキスパートであることを証明するなら!高難易度のCCIE(シスコ技術者認定試験)

CCIEとは、シスコシステムズ社が提供する5段階のシスコ技術者認定試験(CCT・CCNA・CCNP・CCIE・CCAr)のうち、上から2番目に難しい試験です。

この試験に合格すると、エキスパートレベルの技術者であることを証明できます。
試験は6種類のコースがあり、いずれかのコースに合格すると資格を取得したことが認められます。

筆記と実技の2段階で試験が実施され、高い専門的な知識と技術が求められます。

海外の試験なので難易度を比較することは難しいのですが、国家資格のネットワークスペシャリストと同じカテゴリーに入れられていますね。

なお、ネットワークスペシャリストは難易度が高く、合格率は10%かそれ以下です。
このため、独学で勉強してネットワークスペシャリストの試験に合格することはほぼ不可能とも言われています。

試験に合格するためには専門的な知識を持つ講師から指導を受けたり、7年かそれ以上のシステムエンジニアとしての実務経験が必要とも言われています。

インフラエンジニア未経験からの転職におすすめの資格はどれ??

未経験者がインフラエンジニアに転職を考えている場合は、複数の専門的な資格の取得を検討した方がいいかもしれません。
というのも、いくつかの認定試験に合格をすれば、IT技術者に求められる知識や技能を証明することができるからです。

国内外にはIT関連の技能を証明するための認定試験が多く存在しますが、上で挙げた

  • 基本情報処理技術者
  • LPIC
  • Oracle Master
  • CCIE

を取得しておけばインフラエンジニアへの転職にはかなり有利になります。

もし本当にゼロからこれらの認定試験に合格するために勉強をする場合には、最初に入門者向けのITパスポートの合格から目指すのがいいかもしれません。

また、ほかにもLinuCやMCSEといった試験もありますね。
キャリアアップをするために、ベンダー系の資格取得を目指すこともできます。

ただし、いずれの認定試験も情報系の専門知識を持つ人や実務経験者向けのものです。
技能や知識を証明するための資格試験は未経験者にとってはかなり難易度が高く、独学での合格が難しいケースが多いです。

情報処理系以外の出身者が短期間でこれらの認定試験に合格するためには、一般的には専門学校などを利用するという方法があります。

ただ、なかなか専門学校に通う時間や費用をかけられないというのが現実ですよね。
それに、学校に通って、資格を取得して、就職活動して、、、となると実際に働けるまでの道のりが非常に長くなってしまいます。。。

そんな場合は、スクールと転職支援がセットになったサービスを利用するという手もあります。
例えば「ネットビジョンアカデミー」というサービスでは、未経験からインフラエンジニアになるための知識を無料で学ぶことができます

文系で全く知識のないパソコン初心者からでも始められますし、ITインフラ技術など転職に必要なすべてのスキルを最短2ヶ月で身に着けることができます。
そして、必要な知識を学んだ上で、優良企業とのマッチングなどの就職サポートを行ってくれます。

下手に独学で資格試験の勉強を始めるよりも、こうしたサービスを利用した方がインフラエンジニアとして活躍できる可能性は高いと思いますよ。

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