- IoTの色んな活用事例を知りたい!
- IoTって、結局何ができるの?
- 面白いアイディアを探している
IoTという言葉が普及し始めてから、しばらく経ちましたね。
ですが、まだまだIoT自体は発展途上ではないでしょうか?
というのも、人々の生活や仕事の現場に応じて、今でも新しい事例やアイデアがぞくぞくと登場しているのが現状です。
これから先も今まででは思い付きもしなかったような活用事例が出てきそうで楽しみですよね。
また「IoTという言葉はよく聞くけど、実生活の中でどうやって活用されているのかよく知らない…」なんて方もいらっしゃるかと思います。
実際には、かなり身近なところでも普及が進んでいるので、今後の生活が便利になったり楽しくなったりという期待感があります。
ということで今回は、
- 面白いIoTのアイディア
- ユニークな事例
- 身近にあるIoT事例
などなど、実例を紹介していきたいと思います。
Contents
面白いIoT事例:新たなパートナーになる住宅のアイデア
最近聞いた中で面白いと思ったIoT事例の話です。
これは、IoTによって住宅がまるでパートナーのような存在に生まれ変わったというものでした。
ポイントになるのは、カメラをはじめとしたセンサー類です。
それらによって住人のデータを取得して、インターネット経由で管理会社に送られる仕組みになっています。
もちろん、データを送るだけでは意味がありません。
そのデータを参考にして、住人が暮らしやすいように住まいをコントロールしてくれるのです。
たとえば、ゆったりとくつろぎたい雰囲気だと判断した場合は、照明を少し暗くしたりクラシックの音楽を流したりします。逆にパーティなど賑やかさが求められるシーンと解釈すれば、照明の色をカラフルにしたり、ポップな音楽を流したりするのです。
また、防犯面においても非常に頼りになります。
家族が全員帰ってきたら門のセキュリティを強化するなど、いろいろな工夫が実現可能だからです。
このように、住まいが暮らしをアシストしてくれるので生活環境が格段に良くなります。
身近なIoT事例:身の周りの家電で健康になれる!?
身近なIoT事例といえば、家電製品に関するものが挙げられます。
例えば、電子レンジや冷蔵庫といった日常生活に欠かせない製品もIoTの対象となっています。
人間にとって食事は生命に関わる重要なことです。キッチン回りの家電製品が食事に関するデータを集めることにより、食事の品質を一定以上に保ちやすくなります。
料理のデータが医療や健康関連の機関に送られる仕様になっており、そこで問題がないか専門家が分析をしてくれるのです。もし栄養に偏りがあれば、料理のメニューに関して改善のアドバイスを受けられます。
また、単純にどのような料理を作ろうか迷ったときに、インターネット経由でレシピを提示してくれるような商品もあります。
つまり、知らないうちに塩分を過剰摂取したり、料理ブックを片手に悩み続けるような事態を避けやすくなるということです。
同様の観点から、インターネットと組み合わせた健康家電もいろいろと誕生しています。
たとえば万歩計のデータももはやクラウドで管理する時代に突入しているのです。
飲食店舗に導入して話題になっていたユニークなIoT事例
先日聞いた話ですが、カフェで導入されているIoT事例が、とてもユニークであると話題になっていました。
それは、ネットワーク経由でお替わりの注文を行えるというものです。
普通は店員に声をかけて頼みますが、タイミングが合わずになかなか注文できないこともあるでしょう。
目立つことや大きな声を出すのが苦手な人の場合、声をかけるチャンスがあっても逃してしまうこともあります。
しかし、そのカフェではお替わり用のコースターに飲み物の容器を置くだけで、声をかけなくても店員が注ぎにきてくれるのです。
置いたというデータがネットワーク越しに送られて、それを見た店員がすぐに対応してくれます。(そういえば、同じようなシステムで替え玉できるラーメン屋さんもありましたね。IoTという感じではありませんでしたけど。。。)
また、自宅用のコーヒーマシーンにIoTを用いている事例もあります。
ベッドの中からでも指令を出すことによって、自動的にコーヒーを作ってくれるのです。
寝ぼけながら起きてきても、すぐに眠気覚ましのコーヒーを飲めます。
もちろん、優雅な朝を迎えたい人にもぴったりのアイテムですよね。
新しく生まれるIoTを使ったビジネスアイディアの事例
IoTを利用することで、今までにはなかったビジネスアイディアがどんどん生まれてきています。
例えば、最近では、独身者が増えることにより、ペット業界に活気が出てきました。
一人暮らしを続けるのは寂しいので、ペットを迎え入れるケースが増えているのです。
とはいえ、一人暮らしである以上、生き物を飼うのは簡単ではありません。
仕事中や旅行中などに、自宅で問題なく過ごせているのか気になってしまうことが多いでしょう。
そこでビジネスとして注目されているのが、ペットに装着するデバイスです。
たとえば首輪などに装着することによって、動物の体に関する情報を入手できます。
以前から、居室にセットしたカメラで買い主のスマートフォンに映像を送るサービスは存在しました。しかし、それだけでは体に関する情報は把握できません。
上記のデバイスを用いることにより、健康状態に問題がないか確認するための詳しいデータを取得できるのです。
ペット関連のビジネスとして、大きな利益を生む可能性があるので、多くのメーカーの間で開発競争が行われることになりそうですね。
IoTは製造業にも!最新技術で効率アップしている事例
製造業の現場ではIoTを活用することで作業の効率化を実現しています。
たとえば自動車関連の分野では、いろいろな方面で導入が進んでいるのが実情です。
自動車の修理を行うときは車体に組み込まれた診断機能をネットワーク越しに使用します。
自動車には、自己診断を行うことで問題がある部品を特定するシステムを持つものが多いです。
ただしこれまでは、診断した結果は作業者がその情報を取り出す必要がありました。
しかしIoTを導入すれば、離れた場所にある整備工場などに、故障に関する情報を自動的に送れます。
それをもとにどのような修理が必要か判断して、自動車が運ばれてくるまでに必要な部品などを調達できるといわけです。
到着と同時に迅速作業を開始できますし、送られてきた情報の分析や蓄積を行うことで修理のノウハウも増やしていけます。
そのデータを新しい自動車の開発部署にフィードバックすることで、製造のクオリティを高めていくことも可能ですね。
以上、最近の気になるIoT事例をまとめていくつかご紹介しました。
また、新しい面白い話がありましたら、こちらでもシェアしていきたいと思います。
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